2026/05/22 Fri 一夜花・あとがき #小ネタ こんにちは。まつむらです。 この度は「一夜花」をお読みいただき、ありがとうございました。 以下、あとがきというか独り言です。 (ネタバレ注意) 続きを読む ・ 一夜花は「ひとよばな」と読み、月下美人の別名です。 花言葉は「儚い恋」「只一度だけ遭いたくて」。振り返ればこのタイトルが全てというか、タイトルだけで話の内容が分かっちゃう感じですね。 ・ 相も変わらず「月の君で甚六を書いた。なら次は七弥だろ」的なノリで書き始めた本章ですが、のっけから地獄を見ました。とにかく七弥が書きにくい。 私のような単純一途の強化系には、一貫や七弥のような具現化、操作、特質系は非常に書きづらいらしいです。 ちなみに義兄弟を念能力タイプで分けるとこちら。別漫画ネタ(ハンター)ですみません。キルアが好きです。 ・ さておき。 繁忙期も重なって七転八倒しつつ書き進め、書き終えて思ったのは「七弥も一人の人間だった」ということでした。 山を降りて、三助と過ごして、妻と出会って、佐賀に移って。 最後は幻刀斎に殺されてしまいますが、その間じっと、笑ったり泣いたり喜んだり苦しんだりしていた。 私はそんな七弥の姿が見たかったんだな。そう改めて思いました。 ・ 二次創作BLの分際で偉そうなことを言いますが、この話を書いている間、ずっと「救いとは何か」「幸せとは何か」を考えていました。 どうすれば救ったことになるのか。 どうなれば幸せなのか。 「俺は幸せになってよいのかな」 原作でこの台詞を読んだとき、実は私は少しムッとしたんですよね。「いや結婚は幸せじゃねえから」と(我が身に寄せて)妙な反発心を抱いてしまった。 「いや七弥は妻が好きで結婚するんだから、幸せじゃん」とすぐ思い直したのですが、それでも何か引っ掛かっていた。 その理由が、書いているうちに少し分かった気がします。 「三助兄といられて、幸せだった」 これが私の答えでした。 作者からしたら「いやそんな意味じゃないから」でしょうね。今さらか。 三助と七弥の関係は掘れば掘るほど面白そうなので、「まぼろし番外編」として三七メインの話も書きたいです。なお、まぼろし本編は四蔵で義兄弟七人+αを攻略するギャルゲーです(噓です)。 ・ ちなみに、四蔵の心境を改めて辿ると、 1)風五郎が殺される 2)ショックで人形化(感情を喪失) 2)七弥に出会い、廉貞を託され、少しだけ感情を取り戻す(これが一夜花) 3)風五郎の死を受け止めきれず、共に過ごした日々を忘れようとする 4)甚六に出会い、ようやく風五郎の死を受け入れる(これが月の君) という流れになっています。何という地獄めぐり。ごめん四蔵。本当は風五郎とめいっぱいいちゃつかせてあげたいよ(切実に)。 そういえば、苦しい場面を書いていると、思考がエロに逃げるのは何なんでしょうね。七弥が死にかけているのに、脳内の風五郎が「四蔵兄を抱きたい」とか言い出す。空気読めよ(お前がな)。 ・ 空気を読まないついでに次回予告です。 「だから、兄弟に酒は飲ませたくなかったんだ」 ふみちゃんとの「義兄弟って酒が入ったらどうなるんだろう」という会話から「在りし日の鞍馬山、酔っ払い七人の愉快な一夜」を七弥目線で書いてみることにしました。いや全然愉快じゃない!(七弥の心の声)。 元ネタはそうです、あれです。そのうちふみちゃんにコス画像を描いてもらおうかと思っています。 ・ にしても、書けば書くほどネタが出てくる。書き足りなさに悶えたくなる。そうして私は因果の糸を四蔵に集め、やがて悪魔化するのだと思います。 まどマギの公開日は八月だそうですね。 その頃もまだ、義兄弟を書いているんだろうな。 畳む
こんにちは。まつむらです。
この度は「一夜花」をお読みいただき、ありがとうございました。
以下、あとがきというか独り言です。
(ネタバレ注意)
・
一夜花は「ひとよばな」と読み、月下美人の別名です。
花言葉は「儚い恋」「只一度だけ遭いたくて」。振り返ればこのタイトルが全てというか、タイトルだけで話の内容が分かっちゃう感じですね。
・
相も変わらず「月の君で甚六を書いた。なら次は七弥だろ」的なノリで書き始めた本章ですが、のっけから地獄を見ました。とにかく七弥が書きにくい。
私のような単純一途の強化系には、一貫や七弥のような具現化、操作、特質系は非常に書きづらいらしいです。
ちなみに義兄弟を念能力タイプで分けるとこちら。別漫画ネタ(ハンター)ですみません。キルアが好きです。
・
さておき。
繁忙期も重なって七転八倒しつつ書き進め、書き終えて思ったのは「七弥も一人の人間だった」ということでした。
山を降りて、三助と過ごして、妻と出会って、佐賀に移って。
最後は幻刀斎に殺されてしまいますが、その間じっと、笑ったり泣いたり喜んだり苦しんだりしていた。
私はそんな七弥の姿が見たかったんだな。そう改めて思いました。
・
二次創作BLの分際で偉そうなことを言いますが、この話を書いている間、ずっと「救いとは何か」「幸せとは何か」を考えていました。
どうすれば救ったことになるのか。
どうなれば幸せなのか。
「俺は幸せになってよいのかな」
原作でこの台詞を読んだとき、実は私は少しムッとしたんですよね。「いや結婚は幸せじゃねえから」と(我が身に寄せて)妙な反発心を抱いてしまった。
「いや七弥は妻が好きで結婚するんだから、幸せじゃん」とすぐ思い直したのですが、それでも何か引っ掛かっていた。
その理由が、書いているうちに少し分かった気がします。
「三助兄といられて、幸せだった」
これが私の答えでした。
作者からしたら「いやそんな意味じゃないから」でしょうね。今さらか。
三助と七弥の関係は掘れば掘るほど面白そうなので、「まぼろし番外編」として三七メインの話も書きたいです。なお、まぼろし本編は四蔵で義兄弟七人+αを攻略するギャルゲーです(噓です)。
・
ちなみに、四蔵の心境を改めて辿ると、
1)風五郎が殺される
2)ショックで人形化(感情を喪失)
2)七弥に出会い、廉貞を託され、少しだけ感情を取り戻す(これが一夜花)
3)風五郎の死を受け止めきれず、共に過ごした日々を忘れようとする
4)甚六に出会い、ようやく風五郎の死を受け入れる(これが月の君)
という流れになっています。何という地獄めぐり。ごめん四蔵。本当は風五郎とめいっぱいいちゃつかせてあげたいよ(切実に)。
そういえば、苦しい場面を書いていると、思考がエロに逃げるのは何なんでしょうね。七弥が死にかけているのに、脳内の風五郎が「四蔵兄を抱きたい」とか言い出す。空気読めよ(お前がな)。
・
空気を読まないついでに次回予告です。
「だから、兄弟に酒は飲ませたくなかったんだ」
ふみちゃんとの「義兄弟って酒が入ったらどうなるんだろう」という会話から「在りし日の鞍馬山、酔っ払い七人の愉快な一夜」を七弥目線で書いてみることにしました。いや全然愉快じゃない!(七弥の心の声)。
元ネタはそうです、あれです。そのうちふみちゃんにコス画像を描いてもらおうかと思っています。
・
にしても、書けば書くほどネタが出てくる。書き足りなさに悶えたくなる。そうして私は因果の糸を四蔵に集め、やがて悪魔化するのだと思います。
まどマギの公開日は八月だそうですね。
その頃もまだ、義兄弟を書いているんだろうな。
畳む